この記事では「ビリギャル(著者:坪田信貴)」で読書感想文を書く時のポイントを紹介しています。
また、一緒に「ビリギャルの読書感想文例文(中学生・高校生向け)」も紹介していますので、参考にしてくださいね。
ビリギャルは実話を元にして書かれたノンフィクションなんですよ♪
ビリギャルの登場人物
さやか:物語の主人公。金髪ギャルで成績は学年でも最下位付近。慶応大学現役合格を目指すこととなる。
坪田信貴:物語の著者で、さやかの塾講師を担当する。
母親:さやかの母親で、塾に通うことを勧めた。さやかの受験勉強に協力的。
父親:さやかの父親で、慶応大学に行きたいといったさやかを最初は呆れて見ていた。
主人公は受験生。中学生・高校生の設定なので、共感しやすく、感想文も書きやすいですよ♪
ビリギャルのあらすじ(簡単な話の内容)
中学時代からほとんど勉強をしなかった主人公のさやか。
高2の夏には学年の中でも成績が最下位になってしまうほどで、見た目は金髪ギャルと派手な少女だった。
さやかは母親の提案で、個別塾へ通うことになりそこで坪田という講師と出会う。
坪田はさやかがどれだけ悪い点数を取っても叱ることはなく、むしろ回答に対する意気込みを褒めるといった方法でやる気を出させていった。
やがてさやかは慶応大学を受験することを決意。
周りには笑われ、父親にも無理だと呆れられたが必死で受験勉強を開始。
周りに何を言われても自分の意志を貫き通したさやか。
母親や坪田の大きな協力もあり、さやかは努力を続けることができた。
その結果、慶応大学を現役合格し、夢を叶えることができたのであった。
ビリギャルは2015年に有村架純主演で映画化されています。本が苦手な人はDVDから入ると読みやすいですよ♪
本のテーマ(主題・キーワード)
・夢、自己実現
・勉強、受験
・自己啓発
・青春
・意志の強さ
読書感想文の書き方やコツ
・坪田先生の名言が多いので、それを引用しながら書いていく
・本を読むのが苦手という人は一度映画を見てからだと頭に入りやすくなる
・自分の中の夢や目標について頑張っていることがあればそれを具体的に書いていく
読書感想文例文(中学生向け2000文字以内)
題名(タイトル):意志を強くもつことの大切さ
始めてこの本を手にとったとき、表紙に写っている金髪の少女を見て少し怖そうなギャルだなと思いました。私は黒髪の真面目なタイプなので金髪少女とは正反対です。でも、彼女は慶応大学に現役合格したのです。それも、最初は学年最下位の成績だったのに、わずか1年という勉強期間で合格したというのだから驚きです。
勉強というと、やはり辛くて苦しいイメージがあります。私も試験前などは気が重くなるし、早く解放されたいなと思うことが多いです。勉強自体もそこまで好きではなく、受験のために、良い点数を取るために仕方なくしている感じです。でも、主人公のさやかを担当した塾講師の坪田先生は、勉強は面白い、新しいことの発見だということを教えてくれるプロでした。
話の中で、私がとても感銘を受けたのは「点数が出てからが始まりだよ。できないところが分かったらできるようにすればいいだけじゃん。」という坪田先生の言葉です。それまでは、テストが返ってくるとまずは点数を見て、それから自分の中で良かった、悪かったという結果を決めていました。点数が良ければ喜んで、悪ければ落ち込む。ただそれだけでした。
でも、勉強ってそうじゃないということに気付かされました。出来ない所があるとつい落ち込んで目を逸らしたくなってしまいますが、それは出来ない所が分かったという新たな発見なのだと思えばいいのです。そして、できるようにしていくための努力をするということが大切です。
このことに気付けてからは、毎回の試験期間も少し気が楽になりました。もちろん、赤点を取るようなことのないようにはしたいですが、正解できなかった問題があったとしても、そこまで落ち込む必要はないと思えるからです。
できないところを見つけたら、今度はそこをできるようにしていく。わからないところは先生に聞いたり、自分で調べたりすればいい。そうしているうちに、できることが段々と増えていく。そういう積み重ねがいかに大切であるかということを学びました。
また、この物語の中でさやかの姿勢に感動した部分がありました。それは、意志の強さです。さやかは慶応大学へ行きたいと周りに言ったとき、笑われてしまうこともありました。家族である父親からも呆れられたときは、本当にショックだったろうと思います。
でも、さやかは意志を強くもって諦めませんでした。自分は慶応大学に行くんだと信念を決め、必死で勉強したのです。もちろん、母親や坪田先生の支えも大きかったと思います。でも、一番大切なのは本人の意志力です。自分の可能性を信じて、努力し続けることで道は開けるのだと思いました。
私も自分自身を振り返ってみると、いろいろと思うことがありました。まだどこの大学に行きたいかということまでは考えていませんが、行ってみたい高校ならあります。自分の成績では無理かなと思っていましたが、その学校の前を通ったときの楽しそうな雰囲気や部活動で頑張っている高校生たちの姿はとても憧れます。
高校受験までまだしばらくありますが、私もさやかのように信念を持って勉強してみたいと思えるようになりました。ただ辛いと思っていただけの勉強は、自分の夢を叶えるための道具だと思えばそれを磨いておこうと考えられます。いつでも使えるようにしておけば、いざというとき役立つはずです。
だから、これからの勉強は今まで以上に意志を強く持って、夢の実現を意識して取り組んで行こうと思いました。自分には無理だよとすぐに諦めてしまいがちだった私ですが、自分が自分を一番最初に見放すことだけはしないでおきたいと思います。
ビリギャルを読んだことで、叶えたい目標が明確に描けるようになりました。さやかの姿勢や、坪田先生の情熱が私にも響いたのだと思います。これから先、勉強で辛くなることもあると思いますが、そんなときはまたこの本を読み返したいです。
そして、自分の意志を強くもつことの大切さを改めて確認していきたいと考えています。高校受験のとき、頑張ってきてよかった、諦めなくてよかったと思える結果になるように、一日一日の努力を欠かさないようにしていきます。
こんな風に「受験への思い」でまとめるのも良いですね。
*パクリ、丸写し、無断転載、コピペなどはダメですよ。参考にする程度にしましょう。
ビリギャルの読書感想文まとめ
いかがだったでしょうか?
ビリギャルは実話を元にしたノンフィクション。
受験がテーマなので「受験勉強や試験勉強について」書くと書きやすいと思います。
また、自己現実の話でもあるので、「叶えたい夢、部活などでの目標」と関連させて書くのもオススメですよ。
頑張ってくださいね。
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