この記事では「君の名は。(著者:新海誠)」で読書感想文を書く時のポイントを紹介しています。
また、一緒に「君の名はの読書感想文例文(小学生中高学年向け)」も紹介していますので、参考にしてくださいね。
日本中でブームになった『君の名は。』。映画もキュンキュンしましたよね!
君の名は 登場人物
「宮水三葉」この物語の主人公で、実は瀧より3歳年上。祖母と妹と3人で暮らしている。
「立花瀧」もう1人の主人公で、三葉より3歳年下。東京に父親と2人で暮らしている。
「宮水四葉」三葉の妹。
「宮水一葉」三葉と四葉の祖母。
「宮水俊樹」三葉と四葉の父で婿養子
「宮水二葉」三葉と四葉の母で、すでに他界している。
「勅使河原 克彦」三葉の同級生。三葉に好意を持っていてあだ名は「テッシー」
「名取 早耶香」三葉の同級生で、親友。あだ名は「サヤちん」
「奥寺ミキ」瀧のアルバイトの先輩。美人でオシャレ。
「藤井司」瀧の同級生。瀧と一緒で建築に興味がある。瀧と同じレストランでアルバイトしている。
「高木真太」瀧の同級生。大柄でさっぱりした性格。瀧と司と同じレストランでアルバイトしている。
「瀧の父」瀧と家事を分担しながらマンションで2人暮らしをしている。
君の名は あらすじ(簡単な話の内容)
田舎町に暮らす女子高校生の三葉は、自分が男子高校生になる夢を見る。
見知らぬ部屋に見知らぬ友人。そして、大都会・東京の街並み。
そしてそれとは逆に、東京・四ツ谷のマンションに暮らす男子高校生の立花瀧も、見知らぬ部屋で目覚める。
互いに「変な夢」だと思いながらも翌朝には元の身体に戻ることから、ほとんど気にしてはおらず、知らない誰かの1日を過ごしていた。
しかし、周囲の反応からそれはただの夢ではなく、2人は入れ替わっている事に気付く。
性別も住む場所も全く違うので、入れ替わりには難しい事もあるが、お互いに入れ替わりを楽しみ次第に打ち解けていく。
ある日、突然入れ替わりが途絶えてしまい、三葉を心配した瀧は記憶をもとに三葉が暮らしていた田舎町「糸守」の風景をスケッチし、それだけを頼りにして三葉の元へ向かった。
そんな瀧を不審に思い、友人の藤井司とバイトの先輩、奥寺ミキも同行する。
ようやくたどり着いた糸守町は、3年前に隕石が衝突し、三葉やその家族、友人含め500人以上が死亡していたことが分かったのだが…。
本のテーマ(主題・キーワード)
・青春、友情、友達、恋愛
・ファンタジー
読書感想文の書き方やコツ
この物語はとても現代の高校生という感じです。
おしゃれなカフェで食べ物の写真を撮ったりする場面があります。
最初この2人はたびたび入れ変わり生活をしていたのですが、突然三葉との入れ替わりが途絶え、連絡も取れなくなってしまいます。
そこから、瀧は三葉に会うために自分が描いたスケッチだけを手掛かりにに、「糸守」へ向かいます。
そこから最後までが、この物語のだいご味です。
読書感想文を書く時は「自由な感想」を書いてもいいですし、「もし自分が誰かと入れ替わるなら、誰と入れ替わりたいか」などを書いても面白そうですね。
読書感想文例文(小学生中高学年向け1200文字以内)
題名(タイトル):忘れた何かを探している2人の主人公
三葉と瀧が入れ替わるようになり、2人は苦戦しながらも不定期に入れ替わる生活をそれなりに楽しんでいました。この2人は楽しめているので驚きました。私は男子高校生と入れ替わったりしたら、環境も性別も違うので戸惑ってしまうと思います。
そんな生活も突然終わり、三葉と連絡が取れなくなった瀧は確かめる為に三葉の暮らす「糸守」に向かいます。しかし、辿り着いた糸守町は3年前に隕石・ティアマト彗星の破片が直撃し、なんと三葉やその家族、友人たちも含めた500人以上が死亡していたんです。この時点でとても悲しいのですが、瀧は三葉と入れ替わっている時に口噛み酒を奉納していたことを思い出して、山の上にある神社へ向かいます。
その御神体が存在しており、入れ替わりは紛れもない真実であったことと、2人の間には3年のタイムラグがあることがわかりました。瀧が三葉の口噛み酒を飲むと、また奇跡的に入れ替わる事が出来たのですが、驚く事に入れ替わった日は隕石が落ちてくる日の朝でした。瀧は、三葉の友人のテッシ―とサヤちんに助けを求めて住民たちを非難させる方法を考えます。
ここで瀧はとても危険な提案をします。「変電所を爆破し町全体を停電させて、町内放送を電波ジャックし、避難を呼びかける」という、完全に違法な提案でした。ですが、この計画に必要な三葉の父親は妄想だと言って許可せず、住民たちを非難させる計画はなかなか進みません。
瀧は三葉なら父親を説得できると思い三葉に会うために御神体がある山に登り始めました。頂上について、瀧は三葉の名前を呼びながら走りまわりますが2人は3年ものタイムラグがあるので会えません。ですが黄昏(カタワレ時)が訪れ、互いの姿が見え入れ替わりが元に戻り、2人は初めて時空を超えた再開をすることが出来ました。 現実的に考えてあり得ませんが、ずっと声を掛け合って、なかなか会う事が出来なかったのでとても感動しました。
しかし、カタワレ時は終わってしまい互いの手に名前を書き入れようとした瞬間現実の世界へ戻されてしまいます。 三葉は住人を守るために下山し、計画通りに避難させようとしますがティアマト彗星の破片が落下してしまうのです。
瀧にとっては不思議な体験から5年後。三葉にとっては住民が避難訓練をしており、奇跡的に住民の1人も死者が出なかった糸守町への隕石衝突事件から8年後。2人は東京で偶然出会い、見つめ合うのです。隕石が落下しているときは、あぁ、もうダメかと思いましたが、本当に偶然避難訓練をしていたという展開は良かったです。
ようやく、住宅街の階段で再開した三葉と瀧は涙を流しながら「君の名は」と尋ねました。まさか題名を最後のセリフで出るとは思わず、感動しました。
「あらすじと感想だけ」になっていますね><もう少し『読んで学んだこと』や『自分の体験談、考え』を入れて書くようにしましょう。
*パクリ、丸写し、無断転載、コピペなどはNG。自分で考えて書きましょう!
君の名は 読書感想文まとめ
いかがだったでしょうか?
「君の名は」は映画で一度は見たことがあるんじゃないでしょうか?
『入れ替わり』という特殊な設定なので「もしも自分が誰かと入れ替わることができたら誰と代わりたいか、それはなぜか」とか、「もしも自分が瀧だったら糸守町の危機を知った時にどう行動するか」等を考えると簡単に書くことができますよ。
頑張ってくださいね。
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