ここでは童話「おむすびころりん(著者:不明)の簡単なアラスジや教訓」を紹介しています。
また、「おむすびころりんの読書感想文の例文(小学生低学年向け)」も一緒にまとめていますので、ぜひ読んでみてくださいね。
おむすびころりんの登場人物
おじいさん:仲良く暮らすおばあさんが作ったおむすびを穴に落としてしまう。
おばあさん:おじいさんにおむすびを作る。
ねずみたち:歌うことが大好き。おじいさんがおむすびを落とした穴にいた。
よくばりじいさん:おじいさんの話を聞いて欲をだし、ねずみたちにいじわるをする。
簡単なあらすじ(要約・概要)
おじいさんは山に行き、お昼におばあさんが握ってくれたおにぎりを食べようとした時、おにぎりがころころ転がっていってしまいます。
必死に追いかけますが、穴に入ってしまいました。
穴をのぞくと自分も入ってしまい、穴の中には白いねずみが居ました。
おむすびのお礼に小さいつづらを渡され、見てみるとたくさんの財宝が!
隣のじいさんがそれを見て、わざと穴に落としますが穴から追い出されてしまいました。
ずるはいけませんね。
詳しいあらすじ(物語の内容)
おじいさんは山に行き、木を切っていました。
お昼ごろになったのでご飯を食べようとおばあさんが作ってくれたおむすびを取り出すと、おむすびがころころ転がって穴に入っていってしまいます。
せっかく握ってくれたおむすびなので、どうにかならないかと穴を覗きますが穴は深くて取れそうにありません。
しかし耳をすますと「おむすびころりん すっとん とん♪」という歌い声が聞こえてきます。
その声の正体を探りろうとあたりを見渡していると、おじいさんも穴に入って行ってしまいます。
穴の中の声の正体は白いねずみでした。
転がり込んできたおむすびはねずみたちが食べてしまったとのこと。
ねずみは「おむすびのおわびに」、とおじいさんに「大きいつづら」と「小さいつづら」を差しだしました。
「小さいつづら」を選んだおじいさんは家に持ち帰ると、たくさんの財宝がでてきました。
おじいさんとおばあさんはびっくりして大喜び。
それを盗み見ていた隣りのじいさんは、おじいさんと同じことをして自分たちもお宝を手に入れよとたくらみます。
おむすびを穴に落とした後自分も穴に入ります。
ねずみは同じように「大きいつづら」と「小さいつづら」を差しだします。
「大きいつづら」を選んだいじわるおじいさん。
家に帰ってつづらを開けると、中から化け物や虫などが大量にでてきて大変な目にあいましたとさ。
おむすびころりんは「終わり方」がいくつかあります。「いじわるじいさんはモグラになった」とか、「ネズミに噛まれた」等など。違いを調べてみるのも面白いですよね。
教訓・伝えたいこと
この「おむすびころりん」は、隣のおじいさんのように「ずるをするのは良くない」といのがテーマです。
お金持ちになろうとガツガツするのも良くないし、よくばるのもよくない。
そもそも「ねずみから財宝を奪ってやろう」という考え方がダメだと示してくれています。
おむすびを落として、小さいつづらのほうを貰ったおじいさんのように慎ましく生きていればきっといいことが起こるこということを教えてくれます。
真面目に正直に生きようとするのは日本人らしい考え方で、失ってはいけないものだと思います。
なので
- 欲張らず慎ましく生きると良いことがある
- 欲張ってずるをしようとすると悪いことがある
というのが教訓になります。
読書感想文(小学生低学年向け800文字以内)
題名(タイトル):タダほど怖いものはない
ぼくだったら、小さいつづらを選ばないと思う。大事な大事なおむすびをあげるのだから、おおきいほうを選ぶことはいけないことではないと思います。
でも、「タダほど怖いものはない」とか良く言うからもしかしたらおじいさんは、喜んでもらったというより疑いながらもらったのかもしれません。それから、遠慮してゆずるのが日本のいいころらしいのでそういうことなのかなぁ。
たしかに、ぼくはおとなっぽい、おとなしい子が好きです。しっかりしたリーダーみたいな女の子よりも優しそうなふわっとしたタイプの女の子が好き。ガツガツしてる強い子はちょっとこわいです。
だから、ハーフの子と付き合ってる友達がいるけど、強くてぼくは無理だなって思ってます。この強いとは種類が違うかもしれないけど、隣りのじいさんはガツガツしている人。ぼくは大きいほうを選ぶかもって言ったけど、ここまでは絶対しません。これはさすがにやりすぎかなって。
でも財宝をいっぱい貰ってうらやましいのはわかるから、さりげなくやってみるとよかったのかも。それか、ねずみのためになりそうなことをやってあげるとか、ねずみとお友達になってみるとか。いっぱいやり方はあったと思うけどあの隣りのおじいさんのやり方は一番だめだと思います。
強引にとるようなやり方は一番最悪です。ぼくみたいな人が来たらねずみはどうしたんだろう。追い払ったのかな。あと、やっぱり大きいつづらの方の中身が何が入っているのかが気になります。
「ただの感想文」になってしまっていますが、早く終わらせたいならこれもありです。本を読んで学んだこと、変わったこと等も一緒に書けるとさらに良いですね。
*コピペ、無断転載、パクリ、丸写しなどはダメですよ。感想文は自分で考えましょうね。
おむすびころりんの読書感想文まとめ
いかがだったでしょうか?
「おむすびころりん」は「慎ましく欲張らない人が得をして、欲張る人は損をする」というストーリーです。
似たような経験があるなら、そちらをもとに書くといいですね。
頑張ってくださいね。
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