ここでは童話「わらしべ長者(著者:不明)の簡単なアラスジや教訓」を紹介しています。
また、「わらしべ長者の読書感想文の例文(小学生低学年向け)」も一緒にまとめていますので、ぜひ読んでみてくださいね。
わらしべ長者は「物々交換」のお話でもありますよ。現代でも物々交換で大きな物を手に入れた人がいますよね♪
わらしべ長者の登場人物
男:真面目だが貧しくて生活に困っていた。観音様に頼みごとをする。
観音様:男の願いを聞いて、「初めに触ったものを大事に持って旅にでなさい」というお告げをする。
馬:途中で弱り切った馬を交換させられてしまう。
簡単なあらすじ(要約・概要)
真面目に働くもいっこうに生活がよくならない男は、ついに観音様に神頼みをする。
観音様は男に「初めに触ったものを大事に持って旅にでなさい」とお告げをし、男はそれに従って旅にでることに。
すると、一本の藁からみかんに、みかんから絹の布に、そして馬に、最後はお屋敷にたどり着きました。
男は一本の藁からお屋敷を手に入れたのです。
詳しいあらすじ(物語の内容)
生活が貧しく生きていくことに困っていた男は観音様にどうにか生活ができるように頼みます。
すると、「初めに触ったものを大事に持って西へ旅にでなさい」と言うお告げを受ける!
さっそく男はお寺を出ると、転んでしまい、一本の藁をつかんでしまう。
最初のものがこれなのかと少々不安に思ったが、観音様のお告げなので仕方なく藁を持って旅に出ることに。
歩いているとアブが飛んできたのでアブを捕まえ藁の先に縛り付けると、男の子がアブを欲しがったので藁ごとあげることにしました。
お母さんはみかんをみっつ男にあげました。
そうしていると、女の子がのどを乾かしてぐったりしていたので男は持っていたみかんを女の子にあげると、女の子は元気になりました。
命のお礼にと美しい絹をプレゼントされました。
男は喜んでこれを売ろうかな、など考えていると、そこで無理やり絹を「弱っている馬」に交換されてしまいます。
途方にくれる男でしたが馬がかわいそうなので必死に世話をするとすっかり元気に。
馬を連れてさらに西に進むと、大きなお屋敷の主人から馬を譲ってほしいと申し出てきました。
かわりにこの屋敷をやるから、と。
三年経っても戻ってこなかったらもう自分のものにしてもらってかまわないと言われますが、何年経っても帰ってこず、大きなお屋敷はこの男のものになりました。
教訓・伝えたいこと
物々交換や助けあい。それがこの「わらしべ長者」の教訓です。
最初は全然価値のないものでも、それを大切に持っていたら色んな物に変えれるんだなぁと思いました。
あと、この男の人柄もあると思います。
いやな感じの男だったり、性格が悪そうだったりしたらみんな交換しないと思います。
真面目な性格だったから観音様も助けを出したのだろうし、この男はラッキーだったのかもしれないけど、全ては人柄の良さからきているのだと思います。
このことから学べる教訓は…
- 物々交換
- 役に立ちそうにない小さなものでも、知恵と工夫で大きなものになる
- 物を大切にする
ということですね。
読書感想文(小学生低学年向け800文字以内)
題名(タイトル):神様はいる
神様はちゃんと見てくれているんだなぁって思いました。きちんと真面目にしていたらこんなにいいこともあるんだって示してくれました。読んでよかったと思います。
わたしのお母さんはよく、1円でも大事にしなさいって言います。でも電車に乗るときの小銭は100円とか10円だし…。って思っていたのですがきちんと大事にしないといけないと思いました。
この話に出てくる男は、一本の藁を持って旅にでます。なぜそうしたのかと言うと神様に言われたからです。神様の言うことは絶対なのでその通りにします。わたしも、もし神様と話せるなら、もし神様がわたしの話を聞いてくれるなら、絶対神様が言ったことを聞くし、その通りにします。そうしない理由がないと思うから。
この男も神様の言いつけをしっかり守って西の方に進んでいきます。読んでいて、藁からみかんになって、みかんから絹になった時は「よしっ!」って思ったのですが、弱った馬に変えられた時はハラハラしました。
このまま、また貧しい生活に戻ってしまうのかとひやひやしたのですが、男は優しいのでそんなことよりも馬の手当てを先にします。すごいなぁ。わたしなら、もうだめだ。神様嘘ついたなって思ってしまいそうですが、この男は違いました。
でもそんな優しい男だからこそ、最後は立派なお屋敷を手に入れることができたのだと思います。物を交換するのも、やっぱり良い人にあげたいって思うから。この男は優しくてまじめな性格だったから、神様も人も助けてあげたんだろうなぁ。こんな優しい旦那さんと結婚したいです。
こんな感じの感想文もありですが、「本から学べたこと」を書けるとさらに良いですね。
*コピペ、無断転載、丸写し、パクリはダメですよ。頑張って自分で考えましょう!
わらしべ長者の読書感想文まとめ
いかがだったでしょうか?
わらしべ長者は「物々交換の物語」ですが、そこから転じて「物を大切にする心」を学ぶことができます。
物を大切に使ったエピソードなどがあれば、一緒に書くと高評価を得やすいですよ。
頑張ってくださいね。
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