読書感想文を親が書くのはダメ?上手に手伝う魔法の方法!

読書感想文を親が書く 読書感想文の書き方

小学生の夏休みといえば「宿題」がつきものですよね。

簡単な課題なら良いのですが、問題は「読書感想文」じゃないでしょうか?

特に小学校低学年(1~2年)だと本を読むこと自体が難しく、そこからさらに400~800文字も感想を書けといわれても「???」となってしまいがち。

 

そこで今回は「親が子供の読書感想文を書くのはダメなのか」についてご紹介。

 

また、一緒に「本嫌いな子供を上手に手伝う時のポイント」をまとめています。

低学年の子供だけではなく、中学年(3年生・4年生)、高学年(5・6年生)の読書感想文をサポートする時のポイントもまとめていますので、子供の読書感想文で悩んでいるママ、パパは必見ですよ。

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読書感想文を親が書くのは子供に悪影響?

読書感想文を親が書いてもいい?

「そもそもうちの子供は本を読むのが苦手だし、本をどうにか読んでしまったとしても内容を理解していないし。とてもじゃないけど感想文なんて書けない!」

「頑張って子供に感想文を書かせようとしても、チンプンカンプンでちっとも進まない!」

「もうイライラするから親の自分が書いてしまえ!」

 

そうなってしまう気持ちはよーくわかります。

本当、子供に読書感想文を書かせるのは大変ですよね。

 

が、いくらなんでも「子供の読書感想文を親が書いてしまう」というのはNGです!

 

そもそも宿題は自分でやるもの。

たとえ下手だとしても、多少時間がかかったとしても。親はぐっと堪えて自分でやらせましょう。

 

それに「親が読書感想文の下書きを全部書き、子供に原稿用紙に清書させる」なんことをしていると、子供は「面倒な宿題は親がやってくれるんだ」と学習してしまいます。

来年からも「面倒な宿題」で親を頼るようになるかもしれません。

そうなると、子供の「問題を解決する力」が育たずに、子供の成長にもよくありませんよね。

 

親が書いた読書感想文が賞をとった場合…

また、まれに「親が書いた読書感想文がコンクールで賞をとってしまった」なんてケースもあります。

自分の実力でとった賞なら本人も嬉しいでしょうが、親が書いた読書感想文で賞を取り、その読書感想文を大勢の前で読まないといけなくなったとしたらどうでしょうか?

 

私なら絶対に嫌です。

子供によっては「罪悪感や劣等感」を抱いてしまうでしょう。

小学生は多感な時期。そのようなことを避けたいですよね。

 

親が手伝うのはOK?

「でも、うちの子供は一人で読書感想文なんて書けない」

 

そう思われたママパパの皆さん、安心してください。

親が丸々読書感想文を書くのはNGですが、手伝いをするのはOKです。

 

これから「本が苦手な子供が読書感想文を書くための上手なサポート術」を紹介しますので、親が子供の感想を上手に引き出してあげましょう。

読書感想文を親が手伝う時のポイント

一緒に本屋に行く

読書感想文を書く時、最初の課題は「本選び」です。

この時、親が自分の主観で本を選んでオススメするのはNG。

 

親的には良かれと思っていても、場合によっては「子供が全然興味がない本」を選んでしまうことがあります。

本が苦手な子供でなくても「自分が興味のない本を読むこと」は苦痛でしかありません。

必ず子供が自分で読みたいと思える本を選びましょう。

 

とは言っても、「どの本にもなかなか興味を持てない」という子供もいるでしょう。

そんな時は「対象年齢より1~2歳下向けの本」からいくつかピックアップし、その中から選んでもらいましょう。

小学校1~2年生でしたら簡単な絵本などでも良いですね。

 

本が苦手な子供に無理に「良い本を読んで、良い感想文を書いてらおう」とは思わずに「ひとまず読書感想文が書ければいいや」くらいの感覚で選ぶのがコツですよ。

本を選んだ後は…

子供が本を選んだら、すかさずこのように質問してみてください。

 

「なんでこの本を選んだの?」

 

そして答えをノートにメモしてもらいましょう。

もし選んだ理由が出てこないようでしたら、「どんな本だと思う?」「この表紙を見てどう思う?」と質問も内容を変えてもいいですね。

「そんなこと聞いてどうするの?」と思うかもですが、これが後から「感想文の一部」になるんですよ( ̄ー ̄)ニヤリ

 

親がインタビュー形式で感想をひきだそう!

本が苦手な子供に「本を読み終わった後に感想を引き出そう」と思ってもなかなか難しいもの。

なぜなら、本嫌いな子供は「本を読み終わった頃には途中の内容を忘れてしまう」からです。

なので、本も感想は「読んでいる途中に少しずつ引き出す」のがコツです。

具体的に言えば、一章一章読み終わるごとに

 

  • この章では誰がどんな事をしたの
  • そのことをどう思う?
  • 主人公はこの時どんな風に思ったのかな?

 

というふうに聞いていき、その内容をメモさせていきましょう。

またこの時「中でも一番気になったところ」を一箇所だけ選んでもらい、本に付箋を貼るようにしていると、感想文を書くときに簡単に振り返ることができますよ。

 

あと、小学1年生の場合「まだ文字がうまく読めない」という子供もいますよね。

そんな時は親が一緒に読んであげても良いと思います♪

本を読み終わったら

本を読み終わった頃にはノートにいくつかメモが出来ていますよね。

まずは1つ1つ「こんなシーンがあったね」と内容を振り返り、最後に

 

「中でも一番きになる場面はどこかな?」

 

と聞きましょう。

子供が選んだ場面が「読書感想文の本文」です。

そして、本文を膨らませるためにも…

 

  • なぜこの場面を選んだの?
  • 主人公はどういう気持ちだったのかな?
  • もし自分が主人公ならどうしたと思う?
  • その理由はなに?
  • 似たようなことを体験したことはないかな?
  • その過去の体験でどう思ったかな?

 

などを書いていくと良いですね(上記内容を子供にわかりやすい言葉で聞いてみてください)。

また一緒に、「本を読んで今後の生活に活かしていきたいこと、主人公をマネシたいところ」も聞いておきましょう。

感想を組み立てる

ここまでできたら、後は出てきたメモを組み立てるだけ。

以下の順序で今まで書いてきたメモを組み立ててください。

 

  1. 本を選んだ理由
  2. 本の簡単なあらすじ(感想部分が長ければ書かなくてOK)
  3. メインの感想部分
  4. まとめ

 

これだけあれば「400~800文字の感想文(原稿用紙1~2枚)」は割と簡単に書けますよ。

ちなみに中学年(3年生、4年生)、高学年(5年生、6年生)で「1,200文字(原稿用紙3枚)」を書かないといけない場合、「印象的なシーン」を2~3つに増やすと良いですよ。

小学校高学年ならどのくらい手伝いする?

読書が苦手な子供の場合

正直に言うと、前章までの「一章ずつ親が内容を聞く」というお手伝いは「小学校低学年向けかな」、と思います。

ただ、子供のよって得意、不得意はあるもの。

もし高学年でも読書感想文がどうしても苦手という場合、親が同じようにサポートしてあげても大丈夫ですよ。

 

一般的には簡単なサポートのみ

ただし「そこそこ本も読め、ある程度感想も書ける」ようでしたら、親の手伝いは最小限にとどめた方がベター。

できるだけ自分で感想文を書いてもらいましょう。

具体的には

 

  • 本選びに一緒に付き合う
  • 本を読むときに少しずつメモを取るようにアドバイス
  • 書いた感想文の誤字脱字をチェック
  • 文章におかしい箇所がないかチェック

このくらいのサポートでいいと思います。

 

たま~に「この時の感想は~~な方がいいのでは?」みたいにアドバイスする親がいますが、そういったアドバイスはNGです。

感想文は「子供のもの」です。

間違っても「親の感想文」を書いてしまわないようにしましょうね。

 

読書感想文の手伝いはどこまでする?まとめ

いかがだったでしょうか?

特に低学年の子供はまだまだ一人で感想文を書くのが難しいもの。

そんな時は親が上手にサポートして子供の感想を引き出してあげましょう♪

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